2009/08/31
未来
戦後ずっと続いた、自民党支配が終わりを告げました。
そのこと自体には、素直に変化を喜びたいです・・!
たしかに時代は、変わっているんですね。
・・でも、私には、民主党政権に変わって、来年の5月以降に行われるといわれる国民投票のゆくえ・9条のゆくえが、正直、今は見えません。
あせらず、たゆまず、自分にできることをしていきます
さらに、戦争体験者の方のお話を聞いていきます
2009/08/30
2009/08/29
予告映像作ってます&国民審査
今日は1日、魔法の9予告映像を作っていました
完成したら、アップする予定なので、もす少し、おまちくださいね(^^)
明日はいよいよ、選挙ですね・・!よりよい未来を選びましょう
http://mahou9.blogspot.com/2009/08/blog-post_27.html
国民審査も重要です・・!
以下、ご参考までに♪
●天木直人さんのブログ→ → http://www.amakiblog.com/archives/2009/08/18/#001455
●副島隆彦さんのブログ →
http://snsi-j.jp/boyakif/diary.cgi?start=2&pass=
2009/08/28
タケ子さん
タケ子さんは、広島に住んでいたとき、20歳で原爆に遭いました。原爆で死に別れたお父さん・弟さんの遺体はもちろん、遺骨も、みつかっていません。だから「帰って来ない。」と表現されます。「父も弟も、待てど暮らせど、未だに帰ってきませんもの・・」とつぶやく。
8月15日。想像を絶する、地獄絵の朝。
父母を探して、道のない瓦礫の中を彷徨ったタケ子さんは、サッカーボールのような塊が落ちているのに、気づく。それは、よく見ると、小さな手足のようなものが付いており、お母さんのおなかから、裂けでた、へその緒で繋がった胎児だった。
「この地獄は、私たちだけで、もう十分。そんなにたくさん、見る地獄じゃない。もう、結構なんです・・・」
例によって、私は聞いた。
「9条を変えようという動きがありますが、どう思いますか?」
間髪いれずに「だから政府は、バカばかりだって言ってるの。人間の心は、持ち合わせてないよ。」聞き捨てならない・・そんな面持ちで、こう続けた。「このままいくと、日本は滅びるよ・・」
タケ子さんは、自分の足元にいる、戦争を知らない子供たちに、自身の体験を伝えたいと、語り継ぎを続けてこられた。
でも、学校からの依頼も少なくなり、今年84歳。ひとりでは移動できないから、もう迎えに来てもらうしか、術がないという。
被爆者の怒り。
しっかりと、受け止めたいと思いました。
さて、いよいよ、明後日は、選挙ですね
みなさん、戦争のない、よりよい未来を創るために、ぜひ、足を運びましょう
どの人に入れるか迷っている方、見てね → →
http://mahou9.blogspot.com/2009/08/blog-post_27.htmlhttp://mahou9.blogspot.com/2009/08/blog-post_27.html
2009/08/27
笠井さん
約1年前に、訪問した笠井さん。
笠井さんは、16歳で、飛行予科練習生に志願されました。
いわゆる特攻攻撃のための訓練を毎日続けられ、
訓練内容は「辛いなんてものでは、なかった」と、当時を振り返り、大きな声で強調されました。
訓練中は、歩いた記憶がなく、すべて「駆け足」の状態を強いられたといいます。
ちなみに、以下は、訓練(授業 含む)の内容です(参考 http://www.town.ami.ibaraki.jp/kankou/yokaren/yokaren.htm より)
修身、国語、漢文、算術、代数、幾何、三角、物理、化学、地理、歴史、英語
運用術、航海術、砲術、水雷術、通信術、航空術、機関術、,整備術、電測術
柔道、 剣道、水泳、銃剣術、相撲、体操,サッカー、バスケット、バレーボール、ラグビー
等々・・・ ひしひしと、過酷でハードな日々だったことが、伝わってきました。
「次はわしや。次こそわしや。」と覚悟を決め、出撃のために、日々の訓練をただ繰り返しこなしたという。
笠井さんは、言いました。
「今のイスラムの自爆テロの気持ち、わしは、ある程度、理解できる」
戦時の教育で、国全体・みんなが、そういう境遇になっており、喜んでそれに志願する。
そういうところに、追い込まれてしまう。それしかない時代
「2010年の5月以降に行われる9条改正の国民投票について、
私は危機感を持っているのですが・・・」ときりだしたところ、
間髪いれずに「わしも、そう思う」と返ってきました。
「もうそこまで、火の粉は見えてるけど、政府もあんな状態だし(今から一年前のコメントです)自分の身は、自分で、火の粉を振りはらわなければ、仕方ない。実際、私ら戦後世代は、焼け野が原になった日本で、裸一貫で、生き延びてきた。政府になんか頼れない」と静かだが、険しい表情だ。
私が、「笠井さんたちが通ってきた道を、もう一度日本が体験する気がして・・」ときりだすと、
また、間髪いれない返答。
「くるよ。このままでは、すまんやろ。何がくるかは、しらんけど。政府に頼らずにすむだけの術は、身につけておかなければならん。今の子は、今まで経験していない時代に突入している事に気づかなければならん。」と。(ワーキング・プアが多く生み出された現在の社会のシステム・一部の企業のやりたい放題な現状
を、ひとしきり、嘆かれた)
最後に、「日本がどういう国になれば、うれしいですか?」と聞いた。
「戦争がない、自由で束縛されん、報われる生活ができること」と答えが返ってきた。
戦時中は、まったく努力が報われない時代だったと、声を荒げる笠井さん。
死を覚悟して、日々、特攻訓練をされていた笠井さん。
たいへん考えさせられ、教わることが、多く、自身の甘さに気づかされもしました。
ありがとうございました。
選挙だ わっしょい・・!
私たちの手で、よりよい未来を、つくりたいものです・・!
さあ、誰を選ぶのか?
ぜひ、以下のサイトで、よりあなたの考えに近い、
候補者さんを探してみてくださいね♪
●民主党・立候補者に聞いた憲法9条「あなたの考えは?」(マガジン9条)
http://www.magazine9.jp/mqr_1/
● 「ザ・選挙」(JAN JAN)
http://www.senkyo.janjan.jp/
●エコ議員通信簿(本当にエコな議員が、しっかり分かります・・!)
http://www.giintsushinbo.com/
そして、そして、こちらも、大切ですよ~~
「国民審査」
●最高裁判官を、あなたがチェック・・! ~国民審査、ちゃんとしてますか?~
http://liveinpeace.jp/kokuminshinsa.html
これは、簡単に書くと・・・
選挙に行くと、「国民審査」の紙に、裁判官の名前が並び、
「やめさせた方がよいと思う裁判官に×印を書くこと」と書かれています。
今回、「竹内 行夫」さんには、降りていただきましょう。という平和活動が
活発になっています。(詳しくは、上記URL)
この竹内さんは、元事務次官で、
自衛隊のイラク派遣を推進した,責任者です。
(外務官僚のトップ)
2008年には、市民の訴えによる裁判で、
「イラクの自衛隊派遣は、違憲」という判決も、出ました。(名古屋高等裁判所)
ですので、麻生内閣は
「憲法違反」とされた、イラク派兵の責任者を、
わざわざ「憲法の番人」に、
任命したことになります。
みなさまは、彼を、裁判官として、今後もふさわしい人物だと、思いますか?
そう思わない方は、×印を書くことで、意思表示をしていきましょう
もし、よかったら、ぜひ、お友達にも、
この情報を、お伝えくださいませ・・!
2009/08/26
パソコンちゃん、お休み中
せっかく遊びに来てくれても、更新されてなかった方、ごめんなさい・・!
今日は、パソコンを触りに、久々の高松駅まで出て参りました
パソコンは、お話会の間は、正常に使えていたので、本当に奇跡的でした・・!
直り次第、(ほぼ)毎日更新で、いきます・・!
では、まだまだ暑いですが、お身体、どうぞご自愛くださいませ・・!(^^)
2009/08/24
2009/08/22
アフガンの選挙
http://mainichi.jp/select/world/news/20090822k0000m030128000c.htmlアフガニスタン北部バルフ州で20日夜、開票を終えた一部地区の投票箱30個を積んだトラックが、武装集団のロケット攻撃を受け大破した。選管職員1人が死亡、投票箱も全焼した。同州はカルザイ氏とアブドラ氏の勢力が拮抗(きっこう)している激戦区。州警察長官は毎日新聞に「(旧支配勢力)タリバンの犯行」と述べた。
★明日は、兵庫県でお話会です。遊びに来てね
パソコン、壊れました・・!
兵庫でのお話会の直前に、パソコン壊れました
真っ暗な画面を見たときは、背筋が、ひいやりしました(^^:)
2日の間に、特急で修復していただきました(ヤッタ!)
デモ、まだネットは無理なんで、ネットカフェに来てます(^^:)
2009/08/20
アフガニスタンで大統領選挙の投票、はじまる
、本日20日午前7時(日本時間同11時半)に始まりました
今後のアフガンの行方が、大きくかかってきます
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090820AT2M2000E20082009.html(日経 2009・8・20)
2009/08/19
写真家の宍戸 清孝さん
先日、仙台でアフガンのお話をした際に、スタッフの方から、写真家の宍戸さんを、ご紹介いただいた。
宍戸さんに、私が今、作ろうとしている映画の話をすると、
彼は、こう言った。「僕に、何が、できる?」
とても暖かい言葉だと、思った。
私が、長旅から帰ると、「贈本」と書かれた小包が。
中には、宍戸さんの魂の結晶「Japと呼ばれて」が入っていた。
1ページ、1ページに、宍戸さんが何度も飛行機に乗って、会いに通ったという、
元・日系二世兵士たちの
息遣いを聞くことが、できる。
表の表紙には、「魂の伝承」と、手書きでサインしてくださっていた。
宍戸さん、ありがとうございます
勇気をいただきながら、私も、魂の仕事をしなくては。
2009/08/18
硫黄島
http://www14.plala.or.jp/senshikan/さまを訪ねた。
会長理事の岩渕さんは、ニューギニアで、旧日本兵の放置遺体を捜す活動を続けておられる。(注・岩渕さんいわく、「遺骨」とは呼ばないそうだ。遺骨とは、死者儀礼をきちんと、へたもの。戦場に残されたものは、「放置遺体」でしかない・・。そんな思いがあるからだ)
そして、日本に正式帰還させるために、政府に、働きかけることを、続けておられる。
(※お骨は、勝手に持ち帰ることはできない。政府にしかるべき処置をしていただかないと、帰還は、実現できないのだ)
私は、恥ずかしながら、この日本の大きな問題を、これまで、きちんと考えたことがなかった。岩渕さんは言う。「こんなに自国の兵士の遺体を放置したままでいるのは、G8等に名を連ねるような先進国で、日本だけ。」
それ以来、関連するニュースに目がとまる。
以下の硫黄島での、遺骨放置のニュースは、あまりにもショックだ。お国のため、と駆り出され、戦後64年たって後、故郷に帰れないお骨たちが、
硫黄島では、こともあろうに、現自衛隊の滑走路の下に無数に埋まっているという。(だからこそ、発掘ができないまま、時がたったのだ)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090813k0000e040073000c.html硫黄島:遺骨収集、一刻も早く…父の遺書胸に慰霊の旅 (毎日新聞 2009年8月13日)
http://mainichi.jp/select/wadai/naruhodori/news/20090701ddm003070157000c.html
硫黄島の遺骨収集はどうなってるの? (毎日新聞 2009年7月1日)
まずは、ただただ、黙祷したい。
ご遺族の胸中を思えば、とてもせつなく、哀しく、やるせない。
ご家族のもとに、旧兵士たちのお骨が、帰還できる日を、願います。
戦争・・・ 死者の死を、真に弔うためにも、もう繰り返しては、いかんのだ。
心から、そう思う。
2009/08/17
兵庫県でアフガンのお話会します・・!
23日(日)に、兵庫県でアフガニスタンのお話会させていただきます♪
近隣の方、よろしければ、遊びにきてね♪
魔法の9のお話もします・・!
ひとりでも多くの方に、聞いていただきたいお話です(^^)●お話会「アフガニスタンで今、起こっていること」●
☆日時 : 2009年8月23日(日)
1:30開場 14時~16時半
☆場所 : 市川町就業改善センター2F http://maps.google.co.jp/maps/ms?f=q&hl=ja&geocode=&ie=UTF8&msa=0&msid=100231101138671297248.000447bac5f89731eaa62&ll=34.991894,134.765468&spn=0.016981,0.028925&z=15&iwloc=000447bf2dfb92828bd9f
(兵庫県神崎郡 市川町西川辺177 TEL: 0790-26-1010 )
※ JR甘地駅から、徒歩約9分 市川町役場の敷地内の別棟です。橋を渡った川沿いに建ってます
☆参加費: 1000円
☆主催 : 市川・心を開く会
☆連絡先: ℡090-3611-0162(後藤)
あなたにお愛できるのを、楽しみにしています♪
あの戦争はなんだったのか・・?
結局最後には、
「・・あの戦争は、いったい何だったのか・・?」という話にいきつくことが良くある。
原爆にあい、大変な時代を生き抜いてきた。
兵隊として従軍。仲間が、自分よりも年下の少年兵が、たくさん死んでいった。。。
・・・お話もひと段落つく頃に、ふと「あの戦争は、何だったのか?」
そんな強い疑問が、頭をもたげる。
「いったい、何のための、誰のための戦争だったのか?」と。
戦争体験者の方も、私も、胸につもった、哀しみの名残りとともに、答えの出ない問いにただ、とほうに暮れる。
まだ、64年前の戦争の真実も、
検証すべき事実も、
解明する余地が、大アリだという。
先日の「8・15戦争体験を語りつぐ集い」でも、参加者の方が、こう発言しておられた。
「なぜ、日本が戦争に向かっていったのか?それこそ、日清戦争・日露戦争にさかのぼって、解明していく必要があります」と。
さて、前田がふと、いつも通らない路地を通ると、古本屋さんに行き当たった。
なんと、店頭の100円大特価セールに、ドンピシャな本たちが、並んでいるではないか・・!
即、ゲットしました。
この本、前から欲しかったんですよね・・!
勉強するぞ・・!
それこそ、毎日テレビで政権交代の話題ですが
戦後ずっと続いた、自民党体制が崩れれば、
よりさまざまな、驚くべき真実が
世にさらされていくことでしょう
真実は、戦争をとめる力になり得る
2009/08/16
ぶじ、終了
柳家さん八さんの落語「東京大空襲夜話」に、高松空襲の体験者たちは、笑いながら、涙を流しておられたようです。こんな難しいテーマを、落語で表現され続ける、さん八師匠。さすがです・・!第二部では、私もパネラー出演させていただきました。私は今まで、お話させてもらった中で、今日が一番、ガチガチに緊張してました。お客様に、高松空襲の体験者・戦争体験者が、たくさんおられたからです。自分がアフガニスタンで体験したこと。戦争に関して、考え始めたきっかけ・魔法の9をつくろうと思った経緯を話したのですが・・・まとまりのない話になり、超・反省。でも、司会の渡辺さんや、パネラーの皆さん、お客様のナイス・フォローで、「戦争をどう伝えるか」のテーマが、いい感じで、ほぐされて深められていったと思います。本当にみなさまのおかげです・・・!
会が終了して、ある方がこうつぶやかれました。
「今回のイベントは、舞台に並んでいた4人のうち、3人が、戦後世代なのよね。。時代がそうなった、ということね。。」と。
なるほど。私のお隣に座られた、「高松空襲を子どもたちに伝える会」の植田さん以外、みな戦争を直接に知らない世代だ。
私は、舞台のうえで、お客様が手をあげて、自身の戦争体験を語られるたびに、涙がにじみました。それぞれの胸の内に秘めた思いを、吐露されるみなさまの声。戦争は、なんてつらいんだろう。。一人一人が、体験された戦争。それは、行き場のないまま、どこまでも、胸のなかで、息づいているのだ。行き場所を求めて。。
「魔法の9」が、それを、あるべき方向に、光にさらされる役割を果たせたら、それほど、嬉しいことはない。それどころか、それは「戦争を止める力」となって、私たち戦後世代に、真の光をなげかけてくれるだろう。私は、「真実を知る」という「知」の力を、信じたい。そして、「映像」の持つ力を、信じる。実際に会わずとも、スクリーンを通して、人に出会える。それが映画のすごさだ。
戦争は、もうたくさんだ。戦争で利益を得てきた企業や権力者たちにも、戦争体験者の声を聞いてほしい。
主催のみなさま、ご参加されたみなさま、本当にありがとうございました
魔法の9は、ますます精進して参ります
応援よろしくお願い致します
2009/08/15
【緊急署名のオネガイ】投獄の危機にあるエズラさんを支援する国際署名
mixiの「パレスチナの問題を考えるコミュ」で見つけました
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=45424109&comment_count=9&comm_id=6451
暴力の弾圧から、一刻も早く、人々が自由になりますように・・
暴力をおこなう者の胸に、気づきの芽が、芽生えますように・・
お読みいただき、ありがとうです。
ーーーーここから転載ーーーーーーーーーーーー
★投獄の危機にあるエズラさんを支援する国際署名のお願い(緊急)
パレスチナ西岸地区の南部にあるヘブロン地区で、ベドウィン(アラブ系遊牧民)の支援を続けていたエズラさん(Ezra Nawi)という人がいます。エズラさんのは、ベドウィンの人達の家屋がイスラエル軍によって破壊される現場で、それに抵抗し、壊される家の中に入って住民と共にイスラエル軍に抗議するなどしていました。
イスラエル法務省によると、エズラさんは「2009年3月19日に、暴動に参加して2人の警察官に暴行したので有罪判決を受けた」とのことですが、実際にエズラさんが逮捕される時の映像が以下にあります。映像を見ると、「暴動に参加して2人の警察官に暴行した」というのが決して事実ではないことが分かります。
●短縮版(英語字幕付き)
http://www.youtube.com/watch?v=ysIaQUJWBdk
●長い版(字幕なし)
ブルドーザーの前に座り込む・寝転がるといった抵抗をしている映像が含まれています。家屋が破壊される場面も長めです。上の字幕付き短縮版を何度か見てから見ると分かり良いかも。
http://www.youtube.com/watch?v=VYHF7tf_pXA
●イスラエル法務省の見解
「Mr. Nawi was detained, arrested and investigated several times
for his behavior and on March 19, 2009 was convicted of participating
in a riot and assaulting two Police officers」
http://www.supportezra.net/JusticeMinistry.pdf
エズラさんは、以前関西クィア映画祭で上映した映画「0メートルの隔たり」にも出演しています。この映画でもそうですし、また先ほどのYouTubeの映像でもそうですが、エズラさんは、イスラエル兵士に対しても直接1人1人に話しかけ、その良心に訴えかけ、自分がしていることの意味に気が付くよう促そうとしています。
「命令されたからやっているだけだ?思い出せ、ナチスの奴らもそう言っていたんだぞ」などと、エズラさんは「0メートルの隔たり」の中で兵士に向かって言っています。
●映画「0メートルの隔たり」
http://kansai-qff.org/jimaku/sakuhin/zero-degrees/
そしてその有罪判決の言い渡しが8月16日(日)に予定されています。エズラさんの支援では、以前は各国の大使館に直接「エズラさんを投獄するな」の要請を送ることが呼びかけられていました刑の言い渡しを目前にして、現在は裁判所に提出するの国際署名が呼びかけられています。現在19000人以上の署名が集まっているとのこと。以下から署名できます。
●His name is Ezra Nawi
http://www.freeEzra.org/
英語版しかありません。米国外からの署名は、「州」の選択肢で最下段にある「Other(その他)」を選んでくれとのこと。
※テルアビブの8月16日8時30分(日本時間で8月16日15時30分)が判決言い渡しの時刻らしいです。
■=■===背景情報===■=■
【エズラさんについて】
エズラさんは、イラク生まれのミズラヒ/スファラディ(中東出身のユダヤ人)で、1952年生まれ。アラビア語を自由に話せる(ミズラヒ/スファラディは、ユダヤ人でありながら、アラビア語を第一言語としており、アラブ世界の文化を持つアラブ系であるとも言えるそうです。またそれ故、イスラエルの中でも差別されてます)。
Ta'ayushというグループでも活動していた。エズラさんはゲイ男性でもあり、一時期、西岸出身の男性とパートナー関係にった。結局その彼氏が西岸に送還されてしまうくだりが「0メートルの隔たり」には描かれています。
【ベドウィンについて】
エズラさんが支援をし、今回の家屋破壊の被害にあったベドウィン(アラブ系遊牧民)の人達は、42年間もイスラエル軍の占領下にあり、未だに電気や水のない生活をしているとのことです。
「0メートルの隔たり」では、イスラエルからの入植者やイスラエル兵によって嫌がらせ(暴行や不当逮捕)されるベドウィンの人達のお話が聞けました。
【家屋破壊について】
イスラエルは、占領下において1万軒以上の家屋を破壊している。イスラエルで自爆攻撃を行った人の家族の住む家を破壊する「懲罰的な家屋破壊」が有名だが、実はそれは家屋破壊のごく一部でしか無く、その多くは、ただ単にイスラエル軍の作戦展開の都合によるもの。
そしてもちろん、家屋を破壊された人には何の保障もない。
参考リンク
●レイチェルさんを称えます、そして家屋破壊をやめさせよう
http://www32.ocn.ne.jp/~ccp/news/articles/030324Rachel.html
■=■===以下は、署名の呼びかけ文===■=■
Dear Friend,
I want you to know about a brave and inspiring person who needs your
help. His name is Ezra Nawi. He's an Israeli human rights activist
who faces jail time for trying to stop a military bulldozer from
destroying the homes of Palestinian Bedouins in the South Hebron
region. To watch a dramatic video of the incident and his arrest, and
to write a letter demanding his freedom, go to http://www.freeEzra.org.
Nawi's friends -- including Naomi Klein, Neve Gordon and Noam
Chomsky-- have launched a campaign to generate tens of thousands of
letters to Israeli embassies all over the world. The sentencing
hearing will be this Sunday, August 16. Over 19,000 people have
joined the campaign asking that Ezra not be sent to jail. Will you
join us?
Ezra Nawi is a Jewish Israeli of Iraqi descent who speaks fluent
Arabic. He is a gay man in his fifties and a plumber by trade. He is
loved by those with little power, to whom he dedicates his life, and
hated by the Jewish settlers, military and police.
Please consider taking a minute to send a letter to the Israeli
Consulate on behalf of Ezra Nawi. Sign the letter and learn more
about Ezra Nawi at http://freeEzra.org .
■=■===エズラさん支援の関連サイト===■=■
●Help Israeli Human Rights Activist Ezra Nawi
大使館宛のレターの要請や、各種資料へのリンク
http://www.supportezra.net/
●His name is Ezra Nawi
国際署名の呼びかけ
http://www.freeEzra.org/
●エズラさんが投獄の危機
http://d.hatena.ne.jp/hippie/20090509/p1
●エズラさんの判決は7/1 ←これは延期された
http://d.hatena.ne.jp/hippie/20090701/p2
ーーーーここまで転載ーーーーー
2009/08/14
明日は、イベント「戦争体験を語りつぐ集い」
原爆のこと。。今回、被爆者の方々にお会いして、
今まで、しらずにいた事が、たくさんあったと、改めて驚いています。
今後、少しづつ、旅で見聞きしたこと、シェアしていきますね・・・!
しかし、香川の自然には、あらためて癒されますな~♪
さて、明日は、香川県高松市のイベントで、パネラー出演させていただきます♪
近隣の方、よかったら、ぜひ遊びに来てね♪
>☆8・15戦争体験を語りつぐ集い☆
●日時 : 2009年8月15日(土) 13時~16時半
●場所 : 高松市民文化センター 3階 講堂 http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/648.html
●参加費 : 資料代 1000円 ※学生無料※
●プログラム :
①落語家 「柳家 さん八」さんの「東京大空襲夜話」
②高校生制作の高松空襲を伝えるビデオ作品上映
③フォーラム 「戦争をどう伝えるか」
出演 :高松空襲を子どもたちに伝える会会長 植田正太郎さん
ビデオを制作した高校放送部員
映画「魔法の9」制作実行委員会 代表 前田真吹
●主催 : 8・15東京大空襲を語りつぐ会 (087-813-0715 090-2896-3410 )
☆☆☆ 柳屋さん八 さん プロフィール ☆☆☆☆☆☆
落語協会真打。同協会理事。1944年、東京都生まれ。‘66年五代目 柳屋小さんに入門。古典落語に加えて庶民の目で「年金問題」「介護保険制度」「なくてももめる遺産相続」等、落語という伝統話芸を生かした社会風刺が聞く人の共感・好評を得ている。民俗芸能を守る会例会をはじめ「赤旗まつり・青空寄席」や「労音寄席」に数多く出演。噺家として各地の「9条の会」活動にも積極的に参加。自ら東京大空襲に遭遇した経験を創作落語として口演、戦争体験を語り継ぐ。民俗芸能を守る会 相談役。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
8・15戦争体験を語りつぐ集い
さて、もう真近に迫っていますが、イベントの告知です・・!以下にちらり、と出演させていただきます♪
この会は、終戦記念日の8月15日に毎年行われ、今年で20回目(敬服!)を迎える、平和の願いあふれるイベントです♪
「今の日本」をいっしょに感じ、考えませんか?さまざまな世代から、戦争を語リます。
前田個人としては、一夜にして、約10万人以上が死亡・行方不明になったといわれる「東京大空襲」を、「落語」という手法で、伝えておられる「柳家さん八」さんに以前から注目しており、今から拝聴できるのが楽しみです。
「生き地獄」といわれた東京大空襲を、落語でどのように表現いただけるのでしょうか?
☆8・15戦争体験を語りつぐ集い☆
●日時 : 2009年8月15日(土) 13時~16時半 3階 講堂
●場所 : 高松市民文化センターhttp://www.city.takamatsu.kagawa.jp/648.html
●参加費 : 資料代 1000円 ※学生無料※
●プログラム :
①落語家 「柳家 さん八」さんの「東京大空襲夜話」
②高校生制作の高松空襲を伝えるビデオ作品上映
③フォーラム 「戦争をどう伝えるか」
出演 :高松空襲を子どもたちに伝える会会長 植田正太郎さん
ビデオを制作した高校放送部員
映画「魔法の9」制作実行委員会 代表 前田真吹
●主催 : 8・15東京大空襲を語りつぐ会 (087-813-0715 090-2896-3410 )
☆☆☆ 柳屋さん八 さん プロフィール ☆☆☆☆☆☆
落語協会真打。同協会理事。1944年、東京都生まれ。‘66年五代目 柳屋小さんに入門。古典落語に加えて庶民の目で「年金問題」「介護保険制度」「なくてももめる遺産相続」等、落語という伝統話芸を生かした社会風刺が聞く人の共感・好評を得ている。民俗芸能を守る会例会をはじめ「赤旗まつり・青空寄席」や「労音寄席」に数多く出演。噺家として各地の「9条の会」活動にも積極的に参加。自ら東京大空襲に遭遇した経験を創作落語として口演、戦争体験を語り継ぐ。民俗芸能を守る会 相談役。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2009/08/12
2009/08/11
被爆した クスノ木
会いに行ったら
オオキクテオオキクテ。
風が吹くたびに、ザワワ~ン・ザワワ~ って。
会えて、とっても、嬉しいっ。そう思ったのも束の間、この表示が目に入った じっと見つめていると、申し訳なくて涙が出そうになった。
人間が、地球をだいなしにしている。。
木は、人間とちがい、「平和」や「反戦」への意思すら、言葉にできないのだもの。
ただただ、被害を受け止め、朽ちていくのみ。。
どうか、長生きしてください、と祈りながら、また来ます、と約束しました。こちらは、被爆して、損壊した鳥居です。
保存してくださっている地域の方々に、感謝しました。
過去を忘れないために・・戦争は、2度と繰り返してはならないのですから。
2009/08/10
長崎 平和祈念式典
始発の路面電車に乗って、平和祈念式典の会場に。
電車を待っている間に、話しかけてくれた年配の女性。
「子供のころ、被爆したのよ」と。
「直腸ガンで手術したけど、元気にどこでも、行くわ。」と明るい笑顔で、語ってくださった。
ガンで手術したり、
または病院に通っていたり、
ガンで肉親を亡くされたり
今日は、そんな話をたくさん、聞きました。
「被爆」
決して終わらないのだ。
お話を聞いて、改めて実感させられた。
被爆して数十年たった今なお、被爆した際の放射能に苦しまされ続ける。
数十年後に、ガンや白血病に侵される。
そんな方が本当に多いようだ。
人にとって、当たり前に用意されていた明日への時間が
この日を境目に、カウントダウンされていく。いつ、発症するのか、分からない。
「体の中に爆弾を抱えている」
こんな表現をされる被爆者の方々。
(爆弾が投下された時刻に、黙祷される、被爆者の方)(平和式典、満席で会場内に、人が溢れた)「体はぼろぼろです。来年の8月9日は、もうここに来れないかもしれません。
こんな思いをするのは、私たちで終わりにしたいのです。核はなくさなくては、なりません」
そう語ってくださった女性は
「ここまで生きてこられたのは、家族を失った被爆者同士、大変な暮らしをしながらも、支え続け、励ましながら生きてきたから。」と感謝の思いを、笑顔で語ってくださった。
その笑顔は、本当に綺麗でした・・あまりにも、むごい。
誰かの利益のために、このような非人間的兵器が、この世界に存在する。
私たちは、語り継いでいこう。
そして、決して彼らを、広島・長崎を、「忘るまじ。」
私たちにできること。
それは、決して 忘れないこと。8月6日と9日を。
2度と繰り返さないために。
2009/08/08
2009/08/07
6日 長い長い1日
早朝から、ものすごい人。
平和記念式典では、場所探しに苦戦。
いい場所を見つけても、係員の方から、移動を言われる
まあ、当然ですね(^^;)
プレス・カードを持って、最前席の取材席にいる、大手テレビ局クルー達が、羨ましい。
なんとか、「障害者席」と書かれた囲いの中に、ひとつだけポツンと開いた席を見つけ、座らせていただいた。
厳かに式典が終わり、慰霊碑には、お花やお線香を捧げる方々で、何時間も行列ができた。
碑に向かい、祈り始めた、ご年配の女性。数珠を握った手を重ねあわせ、「お父さん・・っ」と涙を流しておられた。お声かけすると、亡くされたご兄弟や、お父さまへの思いが、あふれた。「水をくれ・水をくれ・・・と死んで行ったのよ・・・」
「原爆投下・被爆」この地獄の惨事を、私たち戦後世代は、どこまで、語り継いでいけるのか?知れば知るほど、あまりの非人間的惨事に、言葉を失ってしまう。当時を生きた方々の胸のうちを思うだけでも、辛すぎる。辛く、悲しく、途方にくれそうになる。
私たちは、肉親を失った、被爆者の方々の無念さ・怒り・悲しみに、どこまで寄りそえるのだろうか・・。
「戦後」
地球上に、いまだ、訪れていない・・
64年たった今なお、決して忘れてはいけない情念の炎が、ここ、広島で、燃えていた。
2009/08/05
2009/08/04
祖母
2009/08/02
仙台の夜
主催いただいた「ペシャワール会を、宮城から応援する会」のみなさま、本当にパワフルで、たくさん元気をいただきました(^^)
お客様も、予想以上に、ご来場いただいたようで、本当によかったです
あいかわらず、前田の話は、オシました・・--m
あぁ、反省・・
みなさま、すみません(^^;)
嬉しいことに、持参した、虹っ子クッキーは、完売しました(TT;)
嬉しい~~~
収益は、アフガニスタンで、用水路建設・医療活動・学校建設等を行っている
ペシャワール会さまに、寄付させていただきます♪
ご参加いただいた、皆様、スタッフの皆様、本当にありがとうございました
明日、早朝、仙台を発ちます
太平洋戦史館
そのまま、眠い目をこすって、岩手まで移動。(岩手の美しい自然に、心癒されました)
NPO法人「太平洋戦史館」http://www14.plala.or.jp/senshikan/へ伺いました
館内の説明をしてくださった、会長理事の岩渕さんは、今まで270回以上、ニューギニアに行かれており、日本兵のご遺骨の調査・収集活動を続けておられます。館内いっぱいの、現地でいまだ数多く、放置されたままの、ご遺骨の写真たち。現地で拾われた兵士の持ち物(水筒など)や薬莢、戦火の熱で溶けたビンやガラスの前に佇んだ途端、何かこみあげるものを感じ、言いようのない気持ちに襲われました。涙が出そうでした。
戦争は、本当にいけない・・
さびて、朽ちた、鉄兜の下に、ひっそりと頭蓋骨が。全身の骨も、そのままの姿・・
なんてことなのでしょうか・・
約半世紀、弔われずに、放置されてきた、土の上の、兵士のご遺骨の、たくさんの写真を見て、ただただた、哀悼の思いでした・・
つきなみな言葉ですが、私の胸を、反芻したことば。
「戦争は、本当に 本当に いけない・・」
決して、こんな一言で、語りつくせるものではないのですが、ことばにならない心の痛みを感じました
今日、会員にならせていただいたので、また、情報を、ご紹介できると思います・・!
今日は、仙台で、アフガニスタンのお話会です・・!
ぜひ、近隣の方、遊びにいらしてください♪→詳細